5月に入り、この辺では、すっかり葉桜の季節になってしまった。
将監風致公園は桜の名所と言われているので、先月の下旬に撮った写真だが、遅ればせながら記録としてここに残しておきたい。
バス通り沿いの歩道の桜並木と公園の桜が一体化していて、桜の季節には花見のスポットにもなっている。
地域の「桜まつり」には大勢の人が集い、満開の桜を楽しんでいる。今年も盛況だったようだ。
公園の北側には、昭和43年から7年の歳月をかけて開発された、市内屈指の大規模住宅団地である将監団地がある。
ほとんどが戸建ての住戸であるが、最近は道路沿いにマンションや銀行などが建ち、周りの景色が少し変化している。
道路の北側には泉郵便局、将監ふれあい公園、仙台市将監市民センター、仙台市将監児童センターなどが並んでいて、結構人通りが多い地域である。
もともとは雑木林が広がっていたが、団地の開発にあわせ、公園として整備されたようである。
中央にある将監沼を囲むように、自然の木々を保全して、昔からの里山の面影を残している。
将監沼は、かつては小高い丘陵地に挟まれた沢の出口に、堤防を築いて造られた人造湖とのことである。
将監沼について、ウィキペディアに次のような記述がある。
後藤寿庵の治水工事に共感した横澤将監が当地の農民を説得して、寛永年間(1624年~1643年)に築堤し、七北田川左岸の河岸段丘(現泉中央副都心)に広がる棚田への灌漑用水として用いた。
ウィキペディア(Wikipedia)将監風致公園
横澤将監から、当溜め池は「将監沼」あるいは「将監堤」と呼ばれる。また、1968年(昭和43年)から7年かけて将監沼周囲の丘陵を造成して造られた住宅地も「将監」と命名された。
将監風致公園は、仙台市における「杜の都 わがまち緑の名所100選」にも選ばれており、森林浴を楽しむことができる身近な場所として、地域の人たちに親しまれている。
詳細は、仙台市のホームページ 「杜の都 わがまち緑の名所100選」を参照
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